2009年02月22日

就活学生がつく「ウソ」 〜面接官を出し抜け!〜

 就職活動でよく話題にされることがあります。


 それがウソ。

 企業が学生側に対して説明会などで荒唐無稽なことを言ったりするウソもありますが、

 ここでのウソとは、

 学生側の視点から、学生が企業に対して、事実と異なることを言う場合を指します。


 就職活動におけるウソ。


 正直、これは極めて頻繁に行われています。


 学生が、自己アピールをする際に、

 特に学生時代、目立った経験や実績が無い場合、その実績を捏造するのが、一般的です。

 そして、それをネタにして、

 「私は、粘り強い性格です」とか「私はリーダーシップが強いです」

 とか何とか、言ったりするわけです。


 この過去の活動の捏造。

 意味はあるでしょうか。

 正直言って、


 やり方によっては、結構意味があるんじゃないかと思います。


 捏造には、種類あります。

 それぞれに分けて説明します。



 1つは、先に述べたような、学生時代の実績や活動の捏造。

 おそらく、これが一番理解しやすいんじゃないかと思います。

 人事担当は、学生のこういった実績などのウソを見抜いているでしょうか。


 それは正直分かりません。 

 というのも、

 見抜いていない状況なら、ウソであるということすら分からないので、

 実際に何割の学生が、適当に学生時代の実績を捏造しているかなんて、分からないからです。


 ただ正直、見抜いていないものも多いとは思っています。

 本当に1時間くらいその実績や活動について、質問し続ければ、ボロが出てくるとは思いますが、そこまではしないことが多いです。

 また、ある程度その活動を作りこまれると、ほとんどウソだと判別することは困難です。

 しかし、ウソを見抜くことと、それを評価することとは話しが別です。

 というのも、

 もしその実績や活動を評価しようと思ったら、その点についてかなり詳しく突っ込みますが、

 どうでもいいことだな、と感じたら、それは本当に事実でもウソでもどっちでも構わないので、深くは聞きません。

 学生として、ベストなウソをつき方は、

 本当に特徴のある面接官が引き込まれるようなウソの実績や活動を、細かいところまで深く設定し、作りこんで、

 それを話すことだと思います。


 例えば、よく言われることですが「サークルの代表をやっていました」などと言ったとしても、

 はっきり言ってそれだけでは、評価の対象にすらなりません。

 もしウソをつくのならば、

 「学内の〜〜のコンテストの出て、金賞を受賞しました。それは、〜〜いう内容のコンテストで、私は〜〜いうところで評価されました。実際には〜〜いうところで苦労して〜〜」

 「私は〜〜サークルを、自ら仲間を集めて発足させ、今では50人以上の規模になり、〜〜」


 と、調べられてもバレない程度で大きなウソをついて、それを細かく説明できる準備をしておくことです。

 本当は会計だったのに、代表でした、という程度のウソははっきり言って、

 ほとんど無駄に後ろめたい部分が増えるだけで、意味はありません。

 そして、もしウソをつくなら、堂々とつきましょう。

 そして、その面接の間だけは、自分自身でもそれが事実であったと思い込んでください。


 かなり度胸がいりますし、ボロが出ないようにするのは大変ですが、そこまでやって初めて意味が出てきます。


 ボロが出て、ウソをつく人間だと思われるのは、大きなリスクです。

 正直、うまくやったとしても、ハイリスクミドルリターン程度だと思いますが、

 就職活動が煮詰まった際の、一つの選択肢としては、有りかもしれません。



 ウソのつき方の2つ目は、志望動機や夢など、現在の自分やこれからの自分の目標のウソ。

 はっきり言って全然社会貢献なんて興味ないけど、

 「御社に入社して、社会貢献していきたいです」とかいうのが、これにあたります。

 これは、学生自身がウソだという自覚が無いままについているものも多くあります。

 よっぽどの本命企業じゃない限り、志望理由なんて、

 正直後付けだと思います。

 入社したい、という思いはウソではないと思いますが、

 本心では、
 「大手だから。」「早く内定が欲しいから。」「何となく他と比較すると面白そうだから。」程度なのに、

 面接時は
 「御社で社会貢献が〜〜」「自らが成長できる環境が〜〜」「学生時代から、ずっと興味を持ち続けてきた業界で〜〜」

 という、適当な志望理由の人が本当に多いです。


 僕は面接をする際

 「社会貢献」と「自己成長」の二つに関しては、

 まず100%疑ってかかります。

 よほどの裏づけがないと、それらが信頼に足るとは思えません。

 この二つは、
 「何となく高尚っぽくて」
 「何となく格好良くて」
 「どんな会社でも言えることだから」

 です。

 逆に「御社に入ると稼げそうだから」とかの方がよほど信頼できます。


 志望動機の後付けによるウソに関しては、

 まずは自覚して、

 そしてありきたりではない本心を面接官に言った方がいいです。

 「社会貢献」や「自己成長」などという言葉を、

 面接官は何百回と聞かされている、

 というのを、肝に命じておいてください。




 3つ目は、就職活動状況のウソ。

 例えば、
 「既に10社以上に内定をもらっていましたが、御社以外は、全部断りました。」とかですね。

 
 内定をもらっている学生
 と、
 御社への志望度が高くて今他社と迷っていない学生、

 どちらの方が高い評価なのでしょうか。


 一概には言えませんが、

 僕は内定をもらっている学生の方を、高く評価します。

 それは言うまでもなく、

 「他社も認めている」というお墨付きだからです。


 だからと言って「20社内定貰ってて、迷ってるんですよね〜」などというのは、

 ものすごい悪印象です。

 就職活動を、ゲームか何かと勘違いして行っている、

 ある意味、最悪な例の一つとして捉えられてしまいます。


 もし、就活の状況でウソをつくのならば、
 「何社か内定を頂きましたが、今は、(御社と同じ業界で位置づけも似ている)〜〜社の内定以外は全て断りました。
 現状は、そこと御社で迷っている段階です。」


 というのが、ベストだと思います。

 その上で、内定中の企業よりも、今受けている企業のほうが良いと思っている点を、具体的に挙げられるようにしましょう。

 内定状況のウソに関しては、

 言われてしまったら正直、分かりません。

 その会社について詳しく調べてあり、

 ボロが出ないように慎重に状況を設定した上で言えば、

 ほとんどバレないと思います。


 ウソが良いと言いません。

 しかし、内定状況のウソくらいなら、

 就職活動の上手いテクニックの1つかな、
とは思います。



 4つ目は、自らの経歴そのもののウソ。

 大学名の詐称や、留年・浪人時代の抹消などですね。

 まあ、言うまでもなく、

 これはバレる可能性が非常に高く、

 場合によっては法に触れますので、絶対に止めましょう。

 敢えて詳しくは説明しませんが、これを行うとリスクが非常に大きいです。

 よっぽど法律に詳しくて、何らかの特殊な事情がある場合を除き、何もいいことはないです。



 全てのウソに共通して言えることですが、

 まず、ウソをつかないようにするのが一番です。

 自分のありのままを話すのが、ベストなのは言うまでもありません。

 どうしても必要な場面で、

 詳細まで設定したあったウソを堂々とつくのも、テクニックとして悪くない、

 という程度です。

 色々な会社でウソをつきまくってしまい、

 前回の面接時の内容と、言っていることがメチャクチャというのは

 最悪です。

 キレイに、サラリと有効なウソをつくのは、エネルギーの必要な行動です。

 面接官も、百戦錬磨ですし、

 学生がウソをついてくる可能性があるということは、重々承知しているのです。

 そんな彼らを出し抜くのは、簡単ではありません。

 しかし、出来ないわけでもありません。


 場所とタイミングを見極めて、ここぞの場面で上手く利用する、という程度にしておいてください。

   →コンテンツ一覧へ


posted by 某企業新卒採用担当M at 17:07 | Comment(0) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。