2009年03月15日

自己分析の目的 〜可能性を小さくする?〜

 就活をしていると、一度は聞く言葉が「自己分析」

 一言で言えば、自分自身のこれまでを振り返って、自分の本当の適性を見つめなおすことです。

 皆さんは、自己分析を行いましたか。

 真面目な就活学生は、それこそ、この自己分析をびっくりするくらい真剣に行います。

 紙に、生まれてから今までの印象に残ったことなどを、時系列で書き出して、

 自分はこれまでどんなことに感動してきたのか。

 自分は、どんなことに熱中してきたのか。


 などを探っていきます。

 採用担当として言うのであれば、この自己分析、

 別にそれほど必要だとは思いません。

 全くの無駄だというわけではありませんが、

 「わざわざそんなことしなくても…」と思ってしまうのが本音です。

 確かに面接において、

 「私は、〜〜〜が好きだから、御社で活躍できる。」という『理由・志望動機』は必要です。

 ただ往々にして、それまでの20数年間の経験というのは、非常に小さな世界でしかありません。

 すると、必然的に「大学時代の経験から〜〜」となってしまうことが多く、真面目に自己分析をやったとしても、

 何も考えずに「社会貢献が〜〜」と繰り返すだけの学生と、大して変わらなくなってしまいます。

 自分自身のことを知る、自分自身を分析する、という行為を否定する気はありませんが、

 それが絶対に正しいとは思って欲しくないなと思います。

 自己分析によって、「私には、こういう業界のこういう職種が天職なんだ」

 と決め付けてしまい、業種・職種を絞って就職活動を行う学生が本当に多いですが、

 はっきり言って、一度も社会に出ていないにも関わらず、『天職』なんて分かるわけありません。

 僕自身も、もう社会に出てかなりたちますが、未だにこの仕事が天職かどうかなんて、全然分かりません。

 こういう業界のこういう職種、と決めたのはいいけれども、実際に就活をしてみたら、選考に落とされまくることも、充分に考えられます。

 学生の中には、(もしかしたら)業種も職種も絞らずに、色々な企業の面接を受けるのは良くない、という考えの人もいるのかもしれません。

 そんなことは、全くありません。

 むしろ、新卒の就活は、本当にたくさんの色々な業界や職種を見てみて欲しいなと思います。

 就活は、それによって、自分が本当に楽しそうだな、やっていきたいな、と思える仕事を探す行為です。

 小さく的を絞ってしまうのは、もったいないんじゃないかなと思います。

 自分自身を振り返るのは、いいことだと思います。

 そこで、自分自身を売り出すPRポイントを改めて探していくのも、いいと思います。

 ただ、自己分析を行うこと
 「俺は金融業界のマーケティングをやりたい。それ以外は眼中にない」
 としてしまうのは、本当にもったいないことです。

 新卒というのは、言わば一つの特権です。

 中途での転職は、以前の職歴を利用してというのが、ほとんどのケースで前提になってきます。

 あらゆる業界や職種を見て回れるというのは、本当にうらやましいことなんです。

 是非、時間の許す限り、色々な会社を見て回ってください。

   →コンテンツ一覧へ


posted by 某企業新卒採用担当M at 02:35 | Comment(0) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。