2009年05月17日

内定への最短距離〜採用コンセプトを掴め〜(上)

 ゴールデンウィークも終わり、まだ少数派ではありますが、そろそろ内定が出始めている中、
 「まだ、内定が出そうなところすら、見つからない」
 という学生さんも、少なくないと思います。

 とりわけ今年は、

・多くの企業が採用を絞っている
→受け口が少ない。
・不況が叫ばれているため、学生一人辺りが、受ける企業数が多い。
→ライバルが多い。


 つまり、学生の数自体は例年と変わらないにも関わらず、
 例年よりも、「狭い入り口」に、
 例年よりも、「多くの学生」


 詰め掛けているわけです。

 当然、就職活動に苦戦する学生が増えるに決まっていますよね。

 さて、そんな中、少しでも他の学生を出し抜くためには、どうしたら良いでしょう。

 企業側の視点から考えてみましょう。

 多くの学生が来てくれる、というのは、僕達採用する側からすれば、大変嬉しいことではあります。
 当然、優秀な学生が潜んでいる確率が高いわけですからね。

 しかし、
 例年より、多くの学生が来ると、僕達採用側も困ることがあります。
 それは、

 「たくさんの学生を見ないといけないので、面倒くさい。」ということです。

 言い方に棘があるかもしれませんが、要はそういうことです。

 説明会の日程を増やしたり、毎日のように面接をしないといけなかったり……

 こうなると、僕達採用側は考えます。

 「よし!もっと、最初の段階(筆記や適正、集団面接)でフルイにかけよう。

 こうして、比較的最初の段階で、多くの学生を落としてしまうことで、その後の手間を省くことを考えます。

 「全ての学生を、もっとしっかり見てくれ!」と言いたくなる学生の気持ちも分かりますが、残念ながら無理なんです。

 全ての企業の採用を、(勝手に)代表して謝ります。申し訳ありません。


 さて、こういうときに、僕達採用側にとって非常に便利なものがあります。

 それは『採用コンセプト』です。

 企業が採用活動を行う場合、よっぽど小さな企業じゃない限り、採用コンセプトというものがあります。

 そもそも、全ての面接を、社長一人で行えるのであれば、わざわざそんなものを制定する必要はありません。
 しかし現実的には、多くの面接官が多くの学生を見るので、
 「ある面接官では合格だが、ある面接官では不合格」
 といったようなことがあっては、困る
わけです。
 (ただそれでも、現実としては、往々にありうることですが…)

 そこで例えば、採用コンセプトを「コミュニケーション力と、協調性」などという形で定めるわけです。

 そして、「『コミュニケーション力と、協調性』があれば、とりあえず合格だけど、『コミュニケーション力と、協調性』が無い場合、どんなに他の部分が優秀でも、不合格」となってしまうんです。

 もし、入社したい、と思う企業があった場合、兎にも角にも、この『採用コンセプト』を掴むのが、極めて重要になってくるんです。

 企業としてはこの『採用コンセプト』、バレたら大変だというくらいの、

 いわば、採用の『基準』であり、『面接の弱点』です。

 何しろ、『それがあれば、合格』なわけですから。

 採用コンセプトは極めて重要で、就活中の学生にとっては、まさに、

 「内定への最短距離」になりうるものなので、

 次回も、少しこの話に触れていきます。

   NEXT→内定への最短距離〜採用コンセプトを掴め〜(下)


posted by 某企業新卒採用担当M at 22:50 | Comment(0) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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