2009年06月20日

内定への最短距離〜採用コンセプトを掴め〜(下)

 前回、「採用コンセプト」の話をしました。

 採用コンセプトという言い方は、単純に僕の会社でそう呼んでいるだけで、他社では「採用基準」とか「採用条件」とか、別の呼び方をしているかもしれません。

 ほとんど企業は、この「採用コンセプト」を設定していて、面接の際に学生を見る、ものさしにしているんです。

 そもそも学生というのは社会人経験がないので、中途社員の採用と違って、これまでの実績やスキルから採用・不採用を決めるわけにはいきません。

 そうなると新卒学生の面接では、人間性や性格、熱意といったようなかなり不確定要素の強い部分で判断しなければいけなくなってきます。

 その企業で面接する全て学生を、たった一人の面接官で見ることが出来るのならば、それが一番でしょう。

 採用・不採用の判断基準がブレることもありません。

 しかし実際、大手の企業などでは数千人単位の学生を面接する必要があり、全ての学生を一人の面接官が面接することなど、ほぼ不可能です。

 そうなると、全ての面接官にとって分かりやすい、明確な採用の基準が、どうしても必要になってきます。

 それが「採用コンセプト」なんです。

 この「採用コンセプト」、その全てを学生が掴むことは難しいです。

 企業によってはかなり細かく規定されており、各それぞれの項目において、評定の点数などを点けるようになっていることが多いようです。
 そして、面接官が上の役職になればなるほど、感覚や嗜好を重視して、合格・不合格を決めるケースが多いです。


 では、学生はどうやってこの「採用コンセプト」を掴んでいけばよいでしょうか。

 面接官の持っている「面接シート」や「評定表」などを見ることが出来れば一番ですが、まず間違いなく無理です。

 ですので、一つはやはり、企業ホームページや、リクナビなどの『求める人材』のような項目を、しっかりと読み込むことです。
 そして、自分がそこに書かれているような人間に見えるかどうか、をしっかりと見直してみることです。

 当たり前のことなはずなのに、実際のところ、それをほとんど行わずに面接にくる学生は本当に多いです。

 ですので、その当たり前のことをしっかりと実行して面接に望むだけで、結果はかなり変わってくると思います。

 もう一つは、その会社の社員がどういう人間か、を見ることです。

 特に比較的若い層の社員が、どんな性格なのかを観察して、その人の特徴を2つか3つくらいにまとめてみてください。

 もしかしたら、その中には、企業ホームページや採用ページでは明かしていない「採用コンセプト」が潜んでいるかもしれません。

 若い一年目や二年目の方と、話す機会があれば、面接で質問されそうなことを、こちらから質問してみるのも、かなり有効だと思います。


 兎にも角にも「採用コンセプト」を、おぼろげながらも掴んでから面接に望むのと、そうでないのでは、結果が本当に変わってきます。

 就職活動中の学生さんは、そこの部分を意識して、面接に望んでみてください。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 00:39 | Comment(0) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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