2009年03月07日

遅刻という危機〜それを好印象に変えろ〜

 みなさんは、遅刻したことはありますか。

 友達や恋人との待ち合わせ、学校の始業時間、予定していた電車の発車時間…

 今、これを読んでいただいている方の中で、おそらくこれまでの人生の中で、
 一度たりとも遅刻したことのない人は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。

 そうなんです。

 遅刻したことのない人なんて、一人もいないんですよ。


 これは、就活でも同じです。

 遅刻は、誰もがしてしまうことなんです。

 かく言う僕自身も、遅刻してしまうことはありますしね。


 だからと言って、遅刻が肯定されるわけではありません。

 採用担当は、学生の遅刻をどのように考えているのでしょう。


 まず、説明会における遅刻ですが、

 これはもう本当にしょっちゅうです。

 ですので、正直、あんまり気にしていません。

 と言うのも、時期によってきますが、説明会参加者の大体3〜5%くらいは、遅刻してくるからです。

 定員20人の会社説明会をやれば、平均して1人くらい。

 100人規模で説明会をやれば、3,4人は遅刻してくるのです。

 もちろん、遅刻をしないに越したことはありません。

 途中入場は、参加者にとっても会社にとっても迷惑です。

 しかし、説明会における遅刻くらいならば、誠意をもって謝れば、そこまで今後の選考に響くことはありません。


 次に面接における遅刻ですが、こちらは説明会の遅刻に比べて、

 人事の受ける印象は、相当悪くなると考えてください。

 面接は、特定の個人(場合によっては数人)に対して行われます。

 ですので当然、採用担当は、待っているわけです。


 遅刻は、仕方ない時もあります。

 電車の遅れ、目覚ましが壊れていた、なんていうこともあるかもしれません。

 とにかく遅刻しそうな時は、早めに連絡を入れてください。

 面接官は、予定の時間になっても来ない時は、かかってきた電話も出ずに待っています。

 ほんの数分、学生が遅刻したからって、業務に支障が出るわけではありません。

 しかし、印象は悪くなりますし、

 何より、「遅刻時は連絡をする」というのは、社会人としては常識です。

 ほんの1、2分の遅刻でも、必ず連絡を入れるべきです。

 これは説明会でも言えることです。


 遅刻は、仕方ありません。

 わざと遅刻する人なんていないと思います。

 ただ、そういったミスを犯してしまった際の、

 リカバリー、対応の仕方、というのも採用担当は見ています。


 場合によっては、その時の対応が素晴らしければ、採用担当も見直してくれるかもしれません。


 遅刻は、まずしない。

 これが前提ですが、どうしても避けられないときは、

 出来る限り早く電話をして、謝罪をする。

 言い訳ではなく、謝罪をしてください。

 そして、到着後もまず謝罪。


 そうすれば、遅刻によるマイナスは、ほとんど払拭できると思います。


 僕自身も、遅刻してきた学生を採用することはしょっちゅうです。

 そういう学生のほとんどは

 「遅刻をしてしまい、本当に申し訳なかった」という気持ちを全面に出してきた学生です。


 社会人にとって、(特に営業職などですと)遅刻は御法度です。

 それを充分に理解した上で、就職活動に望んでください。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 14:45 | Comment(0) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

就活でプッシュする時 〜他の学生と差をつける〜

 皆さん「プッシュ」をしたことがあるでしょうか。


 プッシュとは、その名の通り、「押す」こと。

 具体的には、説明会の最後に、

 人事担当に「〜〜大学の〜〜です。今日の説明会で、是非御社で働きたいと思いました。よろしくお願いします」

 などと言ってみたり、

 面接の帰り際に、面接官に自分の思いをPRしてみたりなどして、

 自分を強く印象付けることです。


 このプッシュという行為。

 正直、結構恥ずかしいですし、勇気がいる行為です。

 その場の空気次第ですが、なかなか出来ないことも多いです。


 ただ、僕は大好きです。

 他の人たちとは違う行動をして、

 何とか入社したい、という思いが強く行動に表れたものだと思います。

 そして何より、いかにも「新卒らしい」元気の良さがあります。


 人事担当の方の中には「何となく、下心が見えてセコイ、実力だけで勝負しろ」という気持ちから、嫌がる人もいるかもしれませんが、

 新卒だからこそ出来る、元気のいい行動だからこそ、

 僕はこのプッシュを大きく評価しています。

 おそらく「プッシュしてくる学生はいいよね」という人事の方が、

 圧倒的に多い
と思います。


 また、プッシュはそれだけでは終わりません。

 例えば、面接のお礼のメールを欠かさずに送ったりすることも、大切なポイントです。

 中には、不合格通知を送付した後に、

 「もう一度面接してくれ、次会えば、きっと分かってくれる」

 という形の電話
をしてくれる学生もいます。

 これらも、僕はプッシュだと思います。


 やはり、ただ現状を受け入れて、運を天に任せるのではなく、

 何とか少しでも入社したいという思いを伝えたい、

 というその行動力が、プッシュという行動で光るのだと思います。


 新卒ならば、プッシュをやりすぎるくらいでちょうどいいと思います。

 プッシュという行動ほど、他の新卒と違いを見せつけられる行動はありません。

 是非、他の新卒から、頭一つ抜け出すために、臆せず行動してみてください。

 人事の採用担当が受ける印象は、本当に変わってくるものです。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 22:06 | Comment(1) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

就活学生がつく「ウソ」 〜面接官を出し抜け!〜

 就職活動でよく話題にされることがあります。


 それがウソ。

 企業が学生側に対して説明会などで荒唐無稽なことを言ったりするウソもありますが、

 ここでのウソとは、

 学生側の視点から、学生が企業に対して、事実と異なることを言う場合を指します。


 就職活動におけるウソ。


 正直、これは極めて頻繁に行われています。


 学生が、自己アピールをする際に、

 特に学生時代、目立った経験や実績が無い場合、その実績を捏造するのが、一般的です。

 そして、それをネタにして、

 「私は、粘り強い性格です」とか「私はリーダーシップが強いです」

 とか何とか、言ったりするわけです。


 この過去の活動の捏造。

 意味はあるでしょうか。

 正直言って、


 やり方によっては、結構意味があるんじゃないかと思います。


 捏造には、種類あります。

 それぞれに分けて説明します。



 1つは、先に述べたような、学生時代の実績や活動の捏造。

 おそらく、これが一番理解しやすいんじゃないかと思います。

 人事担当は、学生のこういった実績などのウソを見抜いているでしょうか。


 それは正直分かりません。 

 というのも、

 見抜いていない状況なら、ウソであるということすら分からないので、

 実際に何割の学生が、適当に学生時代の実績を捏造しているかなんて、分からないからです。


 ただ正直、見抜いていないものも多いとは思っています。

 本当に1時間くらいその実績や活動について、質問し続ければ、ボロが出てくるとは思いますが、そこまではしないことが多いです。

 また、ある程度その活動を作りこまれると、ほとんどウソだと判別することは困難です。

 しかし、ウソを見抜くことと、それを評価することとは話しが別です。

 というのも、

 もしその実績や活動を評価しようと思ったら、その点についてかなり詳しく突っ込みますが、

 どうでもいいことだな、と感じたら、それは本当に事実でもウソでもどっちでも構わないので、深くは聞きません。

 学生として、ベストなウソをつき方は、

 本当に特徴のある面接官が引き込まれるようなウソの実績や活動を、細かいところまで深く設定し、作りこんで、

 それを話すことだと思います。


 例えば、よく言われることですが「サークルの代表をやっていました」などと言ったとしても、

 はっきり言ってそれだけでは、評価の対象にすらなりません。

 もしウソをつくのならば、

 「学内の〜〜のコンテストの出て、金賞を受賞しました。それは、〜〜いう内容のコンテストで、私は〜〜いうところで評価されました。実際には〜〜いうところで苦労して〜〜」

 「私は〜〜サークルを、自ら仲間を集めて発足させ、今では50人以上の規模になり、〜〜」


 と、調べられてもバレない程度で大きなウソをついて、それを細かく説明できる準備をしておくことです。

 本当は会計だったのに、代表でした、という程度のウソははっきり言って、

 ほとんど無駄に後ろめたい部分が増えるだけで、意味はありません。

 そして、もしウソをつくなら、堂々とつきましょう。

 そして、その面接の間だけは、自分自身でもそれが事実であったと思い込んでください。


 かなり度胸がいりますし、ボロが出ないようにするのは大変ですが、そこまでやって初めて意味が出てきます。


 ボロが出て、ウソをつく人間だと思われるのは、大きなリスクです。

 正直、うまくやったとしても、ハイリスクミドルリターン程度だと思いますが、

 就職活動が煮詰まった際の、一つの選択肢としては、有りかもしれません。



 ウソのつき方の2つ目は、志望動機や夢など、現在の自分やこれからの自分の目標のウソ。

 はっきり言って全然社会貢献なんて興味ないけど、

 「御社に入社して、社会貢献していきたいです」とかいうのが、これにあたります。

 これは、学生自身がウソだという自覚が無いままについているものも多くあります。

 よっぽどの本命企業じゃない限り、志望理由なんて、

 正直後付けだと思います。

 入社したい、という思いはウソではないと思いますが、

 本心では、
 「大手だから。」「早く内定が欲しいから。」「何となく他と比較すると面白そうだから。」程度なのに、

 面接時は
 「御社で社会貢献が〜〜」「自らが成長できる環境が〜〜」「学生時代から、ずっと興味を持ち続けてきた業界で〜〜」

 という、適当な志望理由の人が本当に多いです。


 僕は面接をする際

 「社会貢献」と「自己成長」の二つに関しては、

 まず100%疑ってかかります。

 よほどの裏づけがないと、それらが信頼に足るとは思えません。

 この二つは、
 「何となく高尚っぽくて」
 「何となく格好良くて」
 「どんな会社でも言えることだから」

 です。

 逆に「御社に入ると稼げそうだから」とかの方がよほど信頼できます。


 志望動機の後付けによるウソに関しては、

 まずは自覚して、

 そしてありきたりではない本心を面接官に言った方がいいです。

 「社会貢献」や「自己成長」などという言葉を、

 面接官は何百回と聞かされている、

 というのを、肝に命じておいてください。




 3つ目は、就職活動状況のウソ。

 例えば、
 「既に10社以上に内定をもらっていましたが、御社以外は、全部断りました。」とかですね。

 
 内定をもらっている学生
 と、
 御社への志望度が高くて今他社と迷っていない学生、

 どちらの方が高い評価なのでしょうか。


 一概には言えませんが、

 僕は内定をもらっている学生の方を、高く評価します。

 それは言うまでもなく、

 「他社も認めている」というお墨付きだからです。


 だからと言って「20社内定貰ってて、迷ってるんですよね〜」などというのは、

 ものすごい悪印象です。

 就職活動を、ゲームか何かと勘違いして行っている、

 ある意味、最悪な例の一つとして捉えられてしまいます。


 もし、就活の状況でウソをつくのならば、
 「何社か内定を頂きましたが、今は、(御社と同じ業界で位置づけも似ている)〜〜社の内定以外は全て断りました。
 現状は、そこと御社で迷っている段階です。」


 というのが、ベストだと思います。

 その上で、内定中の企業よりも、今受けている企業のほうが良いと思っている点を、具体的に挙げられるようにしましょう。

 内定状況のウソに関しては、

 言われてしまったら正直、分かりません。

 その会社について詳しく調べてあり、

 ボロが出ないように慎重に状況を設定した上で言えば、

 ほとんどバレないと思います。


 ウソが良いと言いません。

 しかし、内定状況のウソくらいなら、

 就職活動の上手いテクニックの1つかな、
とは思います。



 4つ目は、自らの経歴そのもののウソ。

 大学名の詐称や、留年・浪人時代の抹消などですね。

 まあ、言うまでもなく、

 これはバレる可能性が非常に高く、

 場合によっては法に触れますので、絶対に止めましょう。

 敢えて詳しくは説明しませんが、これを行うとリスクが非常に大きいです。

 よっぽど法律に詳しくて、何らかの特殊な事情がある場合を除き、何もいいことはないです。



 全てのウソに共通して言えることですが、

 まず、ウソをつかないようにするのが一番です。

 自分のありのままを話すのが、ベストなのは言うまでもありません。

 どうしても必要な場面で、

 詳細まで設定したあったウソを堂々とつくのも、テクニックとして悪くない、

 という程度です。

 色々な会社でウソをつきまくってしまい、

 前回の面接時の内容と、言っていることがメチャクチャというのは

 最悪です。

 キレイに、サラリと有効なウソをつくのは、エネルギーの必要な行動です。

 面接官も、百戦錬磨ですし、

 学生がウソをついてくる可能性があるということは、重々承知しているのです。

 そんな彼らを出し抜くのは、簡単ではありません。

 しかし、出来ないわけでもありません。


 場所とタイミングを見極めて、ここぞの場面で上手く利用する、という程度にしておいてください。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 17:07 | Comment(0) | 就活の裏側コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする