2009年02月07日

D人事担当から見た「面接」(2) 〜自己アピールと自慢〜

 んで自己アピールをするのか


 よく言われるのは、

 「自分を客観的に見ることができているか」

 というポイントです。


 基本的なことになりますが、

 自己アピールを、「自慢」だと勘違いしている人がよくいます。


 例えば

 ・私は、月に20冊は本を読みます。なので、とても勤勉家です。

 ・私は、自分がやり通そうと思ったら、納得するまでやり通す性格です。


 これは、単なる自慢です。


 自己アピールは、

 自分にとって、極めて客観的な何かがあって、

 それを踏まえて自分で解釈すると、

 こうだと思う。

 という流れが必要です。


 例えば

 自分は、サークルの活動で長を務め、友達からも、統率力があると言われる。

 ↓

 私は、人と関わるのが好きだし、仲間や友達に囲まれて、活動を積極的に推進していくことに、大きなやりがいを感じる。

 ↓

 だから、私はリーダーシップとコミュニケーション能力に優れていると感じている。

 ↓

 こういった能力は、御社に入社後も活かす機会が多い。


 というような形です。


 これだと、自己アピールになります。

 時々、自己啓発系の本などを読むと、

 「根拠無き自信」物事をポジティブにこなしていくためには、大切です、

 とかなんとか書かれていますが、

 面接時に、根拠無き自信はいりません。


 「私は、すごいです。」

 「私は、必ず御社のお役に立ちます。」

 ではダメ
なのです。


 「〜〜という理由があるから、」

 「私には〜〜という長所があると、分析します。」

 というスタンスです。


 ここまでは、様々な就活本で言われていることです。

 もちろん、間違いではありません。


 ただ、面接において、人事担当及び、面接官として言わせてもらえるなら、

 面接には、もう一つ、絶対に守った方がいい、

 コツ
のようなものがあります。


 これを、守らない学生は、本当に多いです。



 例えばです。

 「私、街中で、この前モデル事務所にスカウトされちゃった。」

 「俺、これまで100人の女と寝たことがあるよ。」



 こう言ってくる友達がいたら、どう思いますか。

 多分、いい気分になる人は、少ないんじゃないでしょうか。


 皆さんも、ひたすら自分の自慢ばっかりしているような人は、嫌ですよね。


 そうです。


 僕も嫌いなんです。



 僕が、「自慢ばかりしている人」が嫌い。

 普通の人は「自慢ばかりしている人」が嫌い。



 面接官もそうなんです。

 だからこそ、自慢、は面接においてNGなんです。


 何度も言うように、面接では、

 面接官に気に入ってもらわなければいけません。


 面接官に

 「この人と働きたい」という気持ちに

 なってもらわないといけない
のです。

 「私は、優れた能力を持っているのだから、その能力に惚れた会社が私を採用してくれるはず。

 面接官に媚びるなんて嫌だ。」

 
 そんな理屈は残念ながら、通用しません。


 誤解を恐れずに言うのならば、


 面接に通りたかったら、

 「面接官に媚びて下さい。」



 もちろん、媚びるといっても、

 「いやぁ、面接官さん、素晴らしいファッションセンスですね。」

 「面接官さんは、さすが見る目が違いますね。」

 などと言うことではありません。



 偉そうな自分、にならないことが大切です。


 社会の、特に人との折衝が不可欠になってくる仕事ほど、

 「謙虚さ」が求められます。


 「謙虚な人」は、いい印象を持ってもらえます。


 ホストクラブのホストの方のような「オラオラ営業」は、
 
 残念ながら面接官には通用しません。



 まず、

「私は、これまで社会に出たことのない、若輩者で、未熟者です。」

 という前提を、自分の中に置いてください。



 そして、その前提は面接官にも、存在します。

 どんなすごい学歴や経験があっても、

 「所詮は学生でしょ」という気持ちが、

 正直、面接官にはある
んです。


 まずは、そこを、面接官と共有してください。


 なにも、自分のプライドを捨て去れ、

 と言っているわけではありません。



 ただ、面接で、

 へりくだっていない、偉そうにしている学生は、

 よっぽどの突き抜けた経験や実績がない限り、落とされます。


 それは、その学生の能力が優れている、劣っているとは、別なんです。


 あくまでも、

 面接官の印象が、いいか、悪いか、

 なんです。


 面接の合否は、面接官が決めます。


 そこには、面接官の受け取った心象や、印象が含まれてしまうんです。


 就活生にとって、面接は、避けては通れないポイントだと思います。


 だからこそ、

 「謙虚であること」

 「面接官に気に入られる」

 という姿勢を忘れないで下さい。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 17:17 | Comment(0) | 人事担当から見た、各種試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C人事担当から見た「面接」(1) 〜面接官の趣味・嗜好?〜

 接は、就職試験の一番の肝です。

 就職試験に通るか落ちるかは、間違いなくこの面接にかかっています。


 ただ、この面接。

 やっかいなことに、「絶対に面接に受かる方法」なんていうものは、ありません。


 「グループディスカッション」「適性検査」なら、小手先のテクニックで何とか誤魔化せましたが

 やはり「面接」だけは、そうもいきません。

 
 何故、面接は誤魔化せないのか。


 それは、

 面接の担当官ごとに、判断基準が異なるから、

 に他なりません。


 極端な話し

応募者が、男性の面接官の好みのタイプの女性だったら、

 面接に通ってしまいます。


 これは、大手企業の面接でも、充分に起こり得ることです。

 それだけでなく、

 「たまたま面接官と、母校が同じ」

 「たまたま面接官と、マニアックな趣味が同じ」

 「たまたま面接官と、尊敬する人物が同じ」

 「たまたま面接官と、支持政党が同じ(?)」



 これらの理由で面接に通ってしまうことは、普通にあります。


 ある意味、そういった理由で、安易に面接を終わらせないために、

 何回も面接をするのだともいえます。


 だからと言って、あらかじめ面接の趣味・嗜好・好みのタイプを調べておくことは、

 不可能に近いです。

 さすがに、そんなことまでしろ、とは言いません。
 

 とりあえずこれらの特殊なパターンは、置いておくとして、

 ここでは、あくまでも一般論として、面接に通りやすくなるための、

 「人事担当から見た」面接で有利になる方法を書いていようと思います。


 面接によりますが、

 面接で通るには、一つの方法しかありません。


 それは、


 面接官に気に入られる


 ということです。
 (まあ、それがメチャメチャ難しいんですけどね)


 履歴書の項でも書きましたが、僕達人事担当は、最終的には

 「この人と働きたい」という人を上にあげます。


 そのために、応募者はどういう行動を取っていけばいいのか、ということです。


 以下、別ページで、

 ・自己アピール

 ・質問への答え

 ・質問


 の3つに分けて、書いていきます。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 01:45 | Comment(0) | 人事担当から見た、各種試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

B人事担当から見た「筆記試験」 〜地道に…〜

 さん、筆記試験は得意ですか?

 SPIだったり、一般常識だったり、名前は様々ですが、ここでは、主に知識や常識やIQを計るものを指しています。


 「学問に近道なし。」

 とは、よく言ったものです。

 はっきり言いましょう。


 頑張って、勉強してください。


 っていうか、人事担当はいったい、筆記試験でどこを見ているのか、

 とか、正直議論するまでも無いですよね。


 言うまでもなく、点数を見ています。

 「何点かな?」ってことです。


 まあ、言ってしまえば、点数が高ければ、通りますし、悪ければ落ちます。


 「実は、テストの点数はどうでも良くて、あれは試験を受けている時の、姿勢をみているんですよ。」

 などということは、残念ながら全くありません。


 「〜〜の対策本がおススメです。」とかいう一般的な議論は、ネットを検索すれば、いくらでも著名な本が出てきますし、

 どれが役に立つとか、正直、僕はよく知らないんで、そちらに譲ります。


 ただ、「やはり」というべきか、一般に学歴の高い学生さんの方が、点数は良いですね。


 もちろん、100%学歴に依存する、というわけではありませんが、

 天下の東大生は点数がいいことが、非常に多いです。


 そんなわけですので、「筆記試験が苦手で………」という人は、本屋で1冊対策本を買ってきて、地道に勉強されてください。


 ただ、その勉強のアドバイスをするとするなら、買う対策本は、1冊で充分だと思います。

 その1冊をしっかりとマスターしてください。

 「二兎追う者は〜〜」です。


 しかも、この筆記試験。

 正直、結構アテになっちゃうんですよね。


 筆記試験の点数が良いと、仕事もそれなりに出来るな、という印象はあります。

 筆記試験の点数だけで選んでも、それなりの採用は出来ちゃうんじゃないかと思ってしまうくらいです。(ちょっと言い過ぎかな。)


 「大切なのは人柄だよ。筆記試験なんて、アテにならないよ。」

 というのは、ウソだと思います。


 筆記試験が苦手な方には、大変申し上げづらい結論ですが、

 すみません。


 地道に勉強してください。

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posted by 某企業新卒採用担当M at 01:49 | Comment(1) | 人事担当から見た、各種試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする